手しごと日記:植物の活用方法を考える

畑で育てている植物を、染色以外にも生かせなたらいいなと思い、押し花にしてみました。押し花と言えば、おばあちゃんを思い出します。よく雑草や野草を押し花にして送ってくれました。それを学校の自由研究にして、さも自分が作ったかのように標本にして提出していました(笑)。その当時は、植物に興味がなかったのですが、今こうして自分で育てた植物を押し花にしてみると、それぞれがおもしろい形をしていて、じっくり観察する機会となりました。

自然農法

藍の花。ちょっと重しが足りなかったかな。

藍の花

藍の葉。

藍の葉

これが現在、畑で咲いている藍の花です。

自然農法

マリーゴールドの葉。

マリーゴールドの葉

これが現在、畑で咲いているマリーゴールドです。

自然農法

ハブ茶の葉。

ハブ草

これが現在、畑で実をつけはじめたハブ茶の葉です。

自然農法

ウコンは大きな葉っぱごと乾かして、野菜などの発送時の梱包として使えないかとドライにしてみたのですが、上手くいかなかったので、繊維にそって裂いてみました。なかなか良い表情を出してくれたので、これも何かに使ってみようかと思っています。

ドライリーフ

これが現在、畑で育っているウコンです。

自然農法

ひと手間加えると、なんだか愛おしい存在になるって不思議。日々いろいろな事に気付かないのは自分の視点が偏っていたり、見ているようで見えていなかったりするから。ちょっといつもと違う行動をすると見えてくるものがある!そう思えた押し花でした。

私の畑にはちいさな宇宙が広がっていて、いつも幸せな気持ちにさせてくれます。虫たちもすっごくフレンドリーで、気付かぬうちにカマキリが肩に乗っていたり、クモや蛾がお茶の時間に参加していたり、いつも沢山の虫たちが戯れてくれます(ちょっと迷惑なんですけどね)。言葉が通じたら話してみたいけど、すごいこと言われてそうで、それはそれで嫌だななんて思ったり。言葉はなくてもただそこにお互いが存在していればいいのかも。ただこの時期はブヨにだけは気をつけたいと思います。刺されるとめちゃめちゃ腫れます。刺してくる虫にはけんか腰でいこうと思います!