いつもの食卓:自家製大豆で作る納豆と甘酢大豆

年に1度は納豆ネタを書いているので、またか!と飽きていますよね(笑)でも書いちゃいます。というのも、最近柿渋のストールをお求めくださったお客様から、大豆を育てて納豆を作っていらっしゃるというお話をうかがったから。お仲間だわ〜と嬉しくなってしまったので、今年も納豆ネタをひとつ。

納豆はだいたい10日に1度仕込みます。ジメジメしてくると酸味のあるものを食べたくなるので、最近は納豆を仕込む時、同時に甘酢大豆も作ります。450gの乾燥大豆を一晩水で戻して、圧力鍋で約30分蒸します。少し大きめの瓶に蒸し大豆を入れて(残りの大豆は納豆になります)、すし酢と米酢を半量ずつ混ぜたものを瓶に注ぐだけ。市販のすし酢は甘みが強いので、お好みで米酢を加えるのがおすすめです。納豆と混ぜたり、ごま油をかけてそのまま食べたり、サラダに入れたり、これがあるだけで味が締まって美味しい。漬けた後の甘酢は、亜麻仁油やオリーブ油などと混ぜて、ドレッシングにして全部使い切ります。最近のテーマは「使い切る」。食材も、染料も、染めた布も、全部使い切りたいという熱い気持ちを持っています。

レシピ

いつも使っているタニカのヨーグルティア専用のガラス容器が販売されていました!長年使っていたプラスチック容器からガラス容器に買い替えました。プラスチック容器なんとかならないかなと思っていたので嬉しいです。

ガラス容器

しかし、最近よくガラスを割るのです。最初は、夫がパンをこねるために買った大理石のパンこね台。これはガラスではないのですが、かなり重たくて、壁の隙間に立てかける時にちょっと落としたら割れました。夫の顔は引きつっていました(笑)。それから、麦茶のガラス瓶を2つ。1つは何かの拍子で落として割って、もう1つは陶器にコツンとぶつけただけで割れるという始末。ガラスは重たいし割れると掃除が大変!ガラス製品に買い替える時は少し厚手のガラスを選ぶ方がいいと思います(←経験者は語る)。麦茶用のガラス瓶が一気に2つなくなったので、ふた付きの1リットルのガラス瓶で代用することにしました。厚手なので割れにくいかなと。それと、ビン底までたわしが届くので清潔に洗えるのが良いです。

ちなみにタニカのガラス容器はしっかりしたガラスでした。でも割らないように気をつけなくっちゃ。わざわざブログでガサツな人間を披露してしまってお恥ずかしい限りですが、みなさまガラスの扱いには気をつけましょう。

さて、今年の大豆の種まきは、7月に入ってから行います。いつもは夏至の6月20日頃から種まきをしていたのですが、昨年7月に蒔いた大豆の生育が完璧だったこともあり、今年はすべての大豆を7月に蒔く予定です。お住まいの地域の気候や周辺の自然環境、肥料の有無などいろいろな条件が異なりますので、どの時期に種をまくべきかは分かりません。とにかく毎年観察の鬼になって大豆の気持ちを汲み取るのが大切です。農の本を参考にするのももちろん大事ですが、それよりも、自分の感覚を信じて自然と向き合う、これがとても勉強になり、なによりも面白いのです。

以前書いた納豆関連のブログはこちらからどうぞ。

納豆の作り方(2016年2月11日)

天然わら納豆ふくふく(2018年12月1日)

いつもの食卓:手作り納豆のススメ(2020年4月20日)