いつもの食卓:赤紫蘇のシロップ

畑の隅っこに種を蒔いた赤紫蘇が収穫できるほど育ったので、赤紫蘇シロップを作りました。紫蘇(シソ)は、βカロテンをはじめ、ビタミンB2、C、E、カルシウムなどの含有量が高く、特に赤紫蘇には、がん予防や老化防止などに働くと言われる色素成分アントシアニンが含まれています。さらに、体内でとりすぎた糖分をブロックしたり、免疫反応を正常化し、花粉症の軽減に役立つポリフェノールの一種、ロズマリンという成分も注目されています。旬は6月から8月。(参考:からだに効く!野菜の新図鑑

固定種

葉だけを茎から取って、水洗いします。

レシピ

酸に強いステンレスか琺瑯の鍋に2L強の水を沸騰させ、そこへ赤紫蘇600gを入れ、5分から10分煮ます。みるみるうちにアントシアニンが水に溶け出し、葉が青くなりました。

手作り

火を止め葉を取り出します。グラニュー糖700gと穀物酢300ccを入れ、砂糖が溶けたら煮沸消毒した瓶に入れて完成。冷蔵庫で約6ヶ月保存可能です。

シロップ

なんとまあきれいな赤!今回作ったシロップは赤紫蘇多めにしました。きょうの料理のレシピによると、赤紫蘇300g、グラニュー糖500g、お酢200ccでした。

畑を始めるようになってから、シミや日焼けに効果的な野菜や食事を取るように心がけています。去年は日焼け止めだけで畑に通っていたのですが、その冬から肩やお腹にシミが目立つようになってしまいました。どうしたらいいのかなぁと。。。

スペインのサッカーが好きで、10年くらい毎週試合をテレビで見ているのですが、あんなに日に浴びているサッカー選手の肌がなんとまあきれいなこと。新陳代謝もいいのだろうけれど、あれだけ激しいプレーをしても怪我をしないメッシは、ものすごく食事に気をつけているということを知りました。今では一流スポーツ選手が食事面をとても大切に考えていて、食事を変えた途端に怪我をしなくなったり、パフォーマンスが上がったり。ああ、やっぱり人のカラダは食べたものからできているんだなぁと実感するのです。だから、日焼け止めや化粧品などの外からだけのケアでは足りなくて、カラダの中からしっかりケアする必要があるんだろうと思うのです。

さあ、そこで何を食べたらいいのか?今も手探りなのですが、どうやら赤い野菜に含まれるアントシアニンという物質がシミや日焼けに効果があるそうなのです。隣の畑のおじさんからヒントをもらったと言っても過言ではないのですが、おじさんは日に焼けて黒いのですが、あまりシミがないなぁと気になっていました。毎日1日2回も畑に出ているのに!旬の野菜をいろいろくださるのですが、その野菜のひとつひとつがどれも赤い野菜が多いのです。赤唐辛子、ブルーベリー、トマト、紅菜苔(コウタイサイ)、高菜、赤いえんどう豆など。もしかしたらこういったものを日常的に食べ続けているからなのかなと。畑をやっているとお店で野菜を買うのがバカバカしくなるので、とにかく旬の野菜を数種類だけ食べ続けることになります。普通の人よりその量は想像以上に多く食べているせいもありそうです。

シミ問題が解決できるようにこれからもいろいろな野菜を育ててみようと思います。まずはこの赤紫蘇シロップを畑作業の後に飲んでみることにします。