いつもの食卓:旬の菜っぱとじゃこ炒め

畑で育てた野菜をどうやって消費していこうか悩むことが多く、どんな風に調理したり保存したらいいのかあれこれ考えながら台所に立つことが多くなりました。そんな中、この「旬の菜っぱとじゃこ炒め」は、我が家の定番の常備菜になりました。とても簡単で、手軽に栄養をとれるし、体にも優しくて、毎日食べても飽きないので週に1度は作っています。

畑の仲間にいただいた春菊と葉大根、そして冷蔵庫の奥に忘れ去られつつあったセロリの葉っぱをさっと茹で、細かく刻んで水気をぎゅっと絞り、じゃこも加えてごま油で水分が少なくなるまで炒めるだけ。味付けは塩をひとつまみ程度。

これがあると、おにぎりに混ぜたり、納豆と和えたり、お味噌汁に入れたりと何にでも使えて便利。この常備菜は、癖のある葉ものを加えるのがコツ。ベースは小松菜や大根、カブの葉で、アクセントに春菊、セロリ、人参の葉などを入れると美味しいのです。鉄の中華鍋で炒めて鉄分も一緒に補給しています。

健康おたくというわけではないけれど、土に触れ、農薬を使わず、土壌を健康に育てながら、安心して食べられる野菜作りをしていると、食の怖い話や知らぬ間に遺伝子組み換え食品を口にしていたりなど、いろいろな情報が自然と耳に入ってくる事が多くなりました。これからの時代、安心して食べられる食材を手に入れるのが難しくなってしまうんじゃないかと思うくらい、急スピードで、おかしな方向に進んでいるような気がしてなりません。