藍の栽培:苗の定植(2020年5月2日)

今年は5月2日に藍の苗を畑に定植しました。128穴のセルトレーで育てていたのですが、どうにも苗が大きくならないので、ポットに鉢上げしてマンションの駐車場に置いて育てていました。ここ1週間ほどでちょっと大きくなってきたので、苗の一部を植えてみることにしました。今回は1本も間引きせずに、発芽したものを全部残してみました!他の野菜にも言えることなのですが、密集していたほうがなぜか育ちが良いんですよね。

毎年、こんな苗の大きさで大丈夫かな?と不安になりながら定植するのですが、自然に任せておけばなんとかなるので、きっと今年も大丈夫。ちなみに土の上のものは籾殻です。保温や保湿効果を期待して。

シャベルで穴を掘って、苗を植えます。

植えると他の草と区別できなくなりますよね。でも大丈夫。私の目はだんだん野生化してきたので、こんな草むらのような畑でも、どこに野菜が育っているのか見分けられるようになってきたのです!最初はぜんぜん区別がつかなかったのですが、種から育てると良いことがあります。

シャベル1本分くらいの間隔で植えました。毎年この間隔は適当です。

この広い畑で、どこに何をいつ植えるかは、いつも頭を悩ませているのですが、今年は去年大豆がよく育った果樹エリアと呼んでいる場所に藍を植えることにしました。昨年の冬から、土の微生物を増やすために緑肥の種を蒔いておきました。緑肥と緑肥の間に人がひとり入れるくらいのスペースを空けておいたので、そこに植えました。

緑肥は背が伸びすぎていたので、風よけの分だけ残して、あとは草マルチとして利用しました。

草マルチ

今日は72ポットの苗だけ。真夏のような暑さだったので、照りつける太陽がしんどかったですが、みっちり4時間の作業をしました。あと3日はかかる量の苗があるので、できるだけ連休中に植えてしまいたいと思っています。

今日も軽トラで通畑、自宅から畑まで誰とも会わずに往復できました。ここはさまざまな種類の鳥のさえずりと虫の羽音しか聞こえない場所。別世界に迷いこんだような感覚になります。