野良日記:2週間ぶりの畑

キルト展があったり、家族に予期せぬ出来事が起こったりと、畑には2週間ぶりに行きました。お隣さんの畑のご夫婦は、私たちがちっとも来ないので、もう畑が嫌になっちゃったのかな〜といつも話をしていたのだとか。こうやって、日常の中で心配してくださる方がいるっていう事は、本当にありがたいことだなと思いました。こんなことがあったとか、いろいろ話すと心がすっと軽くなるのが不思議です。

久しぶりの畑はというと、好き放題にイノシシに荒らされていました。里芋の八頭はイノシシは食べないというのはちょっと違ったみたいで、見事に一列食べられました。そして、畑のところどころにコンパニオンプランツとしてまいた落花生も見事に掘り起こしてくれました。まあ、いいんです。来られなかった間に収穫の手間を省いてくれたんだから!ひとつ野良仕事が減ったことには変わりないしね。

にんにくエリア。緑肥になるエンバクとにんにくを交互にまいています。順調に育っています。今年こそ豊作を狙いたいところです。どうかな?今後は、落ち葉を集めて、通路にたっぷり敷いてみる予定です。

八升豆です。一粒から八升の豆がとれるんだそうです。初めて栽培してみたら、ものすごい葉が茂り、強風と重さで支柱が壊れました。支柱は直せないのでこのまま収穫までいこうと思います。私たちは、食べ方がよくわからないけれど、健康に良さそうなものを育てるのが大好きで、いつもこんな風に手に負えない結果になることが多いのです。

これがその八升豆。そら豆くらいの大きさのさやが付きます。最初は黒くて、だんだん茶色になっていくのかなと観察しています。ちょっと巨大すぎて、熱帯の植物みたいで、ヘンテコなお豆さんです。

こちらは大豆。だんだん葉っぱが黄色くなってきたので、豆が熟成していってるのでしょう。

こちらはイノシシに1列食べられちゃった里芋。アフター&ビフォーを載せておきます。両脇には、麦茶になる予定の六条大麦を10月初旬にまきました。

ビフォーです。ちなみにこちらは2週間前の写真です。 ね、きれいにしてくれたでしょう?

ブロッコリーもだいぶ葉っぱが大きくなってきました。今年はたくさん食べたいな。冬には食べられるのかな?生長まで時間がかかるのが自然農。じっくり待つのみです。

小さな苗だけれど、急いでキャベツの苗を定植しました。キャベツは毎日食べるので、たくさん欲しいところ。

生姜はとってもいい出来です。よ!お見事!自然の循環がとてもうまくいっているエリアに植え付けたのがいい結果に結びつきました。

10月は台風の影響で雨の日が多かったです。気温も高めでしょうか。箱根のお山はうっすら紅葉がはじまってきたような感じです。久しぶりに畑に来ると、土に触れたり、野菜の生長に喜んだり、太陽の日差しをたっぷり浴びたりできてとっても癒やされました。自然に寄り添って生きていたいなと思う今日このごろです。

家族の状況が少し落ち着くまで、畑も染めも制作もスローダウンです。ショップも品薄で申し訳ありません。染めたらまたお知らせしたいと思います。いつもブログをご覧くださってありがとうございます!