藍の栽培:藍の刈り取りが始まりました(2019年8月3日)

3月13日に発芽した藍を、5月3日に畑に定植し、8月3日から葉を刈り取り、藍の乾燥葉作りが始まりました。今年は7月に雨が多く降ったおかげで、去年に比べ葉が大きく育ちました。土作りの一環としてウッドチップや米ぬかを追肥として蒔きました。

無農薬藍

8月の連日の猛暑日での作業は、本当に辛いものがあります。炎天下で10分ほど作業をすると、背中が燃えるように熱くなり、汗も全身からくまなく吹き出し、2L 持ってきた水があっという間になくなります。頭痛がしたり、内臓が痛くなったり、これってもしかして熱中症になりかけているかも!?と思い、今年は秘密兵器を出すことにしました!アウトドア用のタープテントです。

アウトドア

去年買ったのに、出す暇もないくらい作業が忙しくそのまま倉庫に眠っていたのです…が!早く出していればよかった!日陰があるって天国のよう〜!こんなにも日陰に感謝する日が来るなんて!

タープテント

草ボーボーの藍畑(笑)もうですね、草刈りが追いつかないのですよ。来るたびに1時間草刈機で刈っても刈っても、3日後にはまた草ボーボー。

無農薬藍

これでもマシなほうなんです。かろうじて藍が見えているから!

無農薬藍

今年は藍の刈り方を変えました。今までは、鎌で雑草と一緒に刈っていたのですが、それだと雑草と藍の選別に時間がかかります。今年は、大きな葉が付いている部分だけをハサミでパチンパチンと切って収穫してみました。これのほうが断然楽でした!このときの背中は、燃えるように熱くなっています。この日は33度!30度超えの畑は本当に危険ですので、一人で野良作業はしないほうが良いと思います。

無農薬藍

コンテナ1杯分でだいたい400gの藍の乾燥葉が作れます。生葉だと1.6kgくらいだと思います。刈り取った藍は、テントの下で葉っぱと茎に分けます。この作業も地味に時間がかかります。コンテナ1杯分で1時間はかかっています。本当に骨の折れる仕事だわ〜。

葉をとった後の茎。これは通路に敷いて草マルチにします。

乾燥葉作り

こちらは藍の葉だけ。虫食いがあるのは、おそらく小さなカタツムリの仕業です。今年は異様にカタツムリが多いような気がします。

乾燥葉

葉をコンテナの裏側にこすり付けて、葉を傷つけます。

収穫作業

時間がないので、なんとなく傷がつく程度でさっさと作業を進めます。

45Lのゴミ袋いっぱいになりました。かなりずっしり。畑に広げて一気に乾燥させたいのですが、台風の進路がどうなるか分からないので自宅に持ち帰ります。

ベランダで3日ほど乾かして乾燥葉の出来上がり。今年はとってもいい感じ!しばらくこの作業が続きます。

藍の乾燥葉作り

しかし、8月に入り途端に雨が降らなくなりました。むむむ〜大丈夫かな?土は20日分くらいの水を蓄えていられるそうですが、裸の土だと難しいかもしれません。うちの畑は草ボーボーなので、乾燥も最小限に抑えられているはずです。私にも藍にもちょっと厳しい8月になりそうです。

藍の乾燥葉:2019年8月3日:328g / 2019年8月7日1041g/ 2019年8月10日465g