野良日記:オクラの種とり(2021年11月)

自然栽培で育てたオクラ4種の種。毎年「たねの貯金」が増えて嬉しい。自然の造形は本当に美しく、こうして種を繋ぐ作業までやると、気づく事が多くて、心が満たされて優しい気持ちになる。自然農は地道な作業が多いけれど、信念を持って続ければ、じわりじわりと何かが広がっていく。

種取り

この状態になっても、オクラ特有のトゲトゲはまだ付いているので、かならず農作業手袋をしないと指にトゲが刺さります。

種取り

島オクラとスターオブディビッドは、3年ほど種取りしています。オクラのシルバークイーンとレッド(バーガンディ)は、今年から栽培を始めた品種。どれも、たねの森で最初の種を購入しました。

種取り

11月になってもまだオクラの花が咲いているのです。もう冷え込んできているので、食べられる実までは生長しないと思いますが、最後まで花を咲かせようとするオクラには尊敬のまなざしを注いでいます。生きるってこうことなのかなとか、植物からいろいろな事を考えるきっかけや励ましをもらっています。今年もたくさん実をつけてくれてありがとう。来年もたくさん育てて、種を未来に繋げていきます。

種取り