芹沢銈介美術館とワークショップ和紙の折染

静岡市にある芹沢銈介美術館の企画展「書物のよそおい−芹沢銈介のブック・デザイン−」へ行ってきました。静岡インターチェンジからほど近い、登呂遺跡と隣接した場所にあります。なぜかこの美術館には真夏に訪れることが多く、ひどく暑い印象が残っていますが、やっぱりこの日も暑かった!

芹沢銈介美術館

芹沢銈介といえば型染めですが、今回は様々な本のデザインが200冊展示されている企画展へ。観覧料は420円。小さいながらも、毎回充実した展示内容で、人も少なめ(これ重要)、自分のペースでゆっくり鑑賞できるのが、ここを何度も訪れる理由です。私のように人混みが苦手な方にはオススメの美術館です。

ブックカバー

8月中の毎週土曜日には、美術館の出口で、「和紙の折染(板じめ)でブックカバーを作ろう!」というワークショップが行われていましたので、参加させていただきました。美術館の観覧料(420円)で、ワークショップには無料で参加できるそうです。

ワークショップ

芹沢銈介氏も本のデザインに用いたという和紙の折染(板じめ)技法に挑戦です。和紙を折って、板に挟みます。

折り方

折り方、板の形、染め方によっていろいろな模様が楽しめるそうです。

ブックデザイン

輪ゴムでしっかり固定。

折染

青、オレンジ、ピンク。好きな染料を浸します。

板じめ

出来上がりが全く想像できませんが、こんなふうに適当に染料に浸してみました。

染める

板を外すとこんな感じ。

ブックカバー

こっちも。

和紙のブックカバー

恐る恐る広げてみると、じゃじゃーん。こんな風に仕上がりました。染めた和紙に折り目をつけて、ブックカバーにすると素敵だそうです。とっても楽しかったです!今月は、8月27日の土曜日にもこのワークショップがあるそうです。

芹沢銈介の家

8月は土曜日も無料公開しているという芹沢銈介の家も見学してきました。東京都大田区蒲田から移築された木造2階建ての建物です。(通常、美術館開館日の日曜日と祝日のみ公開)

芹沢銈介の家

簡素な生活空間。

芹沢銈介の家

木のぬくもりと艶。いつかこんな家に住みたい。

無料公開

今回は登呂博物館には行きませんでしたが、こちらも埴輪や土器好きにはたまらない展示がされています。登呂博物館と芹沢銈介美術館の共通券(大人570円)もできたそうです。

炭焼きさわやか

そして、今日のランチはかねてから行きたかった「炭焼きステーキ さわやか」へ。静岡県内にしかないハンバーグの人気店なんですよね。東名静岡インターチェンジのすぐ近くのお店に開店直後の11時に入店しました。12時前には長蛇の列でした。

げんこつハンバーグ

ムフフ。有名なげんこつハンバーグ250g。オニオンソースでいただきました。いわゆるハンバーグとは違って、粗めにミンチした牛肉のハンバーグなので、肉々しさが残っていて、食べごたえがあって、美味しかったです!