2022年の終わりに

2022年も残りわずかとなりましたね。今年は先月引っ越しをしたということを言い訳に大掃除は省略しました。小田原駅の箱根そばで購入した年越しそば(800円ですが結構おいしい)をズルズルっとすすって1年を締めくくる予定です。

さて2022年を振り返ると盛りだくさんの年でした。3月の初めての個展や6月の小田原でのイベント、そして10月のキルトのグループ展では、たくさんのお客様とリアルにお会いしお話をすることができました。また、初めて雑誌の取材を受け、雑誌に掲載されるという出来事もありました。遺影にできそうな満面の笑みをみなさまにお届けできたのではないでしょうか(笑)。今年もたくさんのお客様に支えていただきました。心から御礼申し上げます。

制作と畑の両立はなかなか大変でして、ああ、今年も1年無事に畑仕事を終えた。。。という安堵感でいっぱいです。1反の畑をほぼ手作業で行っていると、カラダを壊したりしたら大変です。1年であっという間に耕作放棄地になってしまいます。健康や怪我に気をつけて日々過ごすことの大切さを身をもって実感しています。

また近年の世界的な悲しい出来事を見ていると、食の危機がもうすでに始まっているなぁと感じています。小さな畑でもいいので、もっと多くの人が日々食べる野菜を育てていって欲しいなぁと切に願っています。種の問題、ゲノム編集された野菜の問題、農薬や肥料の問題、温暖化の問題、畑をやってみるといろいろな事を知る機会になります。それは知れば知るほど腹立たしく、やるせない気持ちになるのですが、一方で、畑を通して自然の摂理を理解していくと、日々の暮らしの中でいろいろ迷ったとき、なにを選択すればいいのかが見えてくるような気がしています。自然と人間はつながっている、そう思っています。

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さま、よいお年をお迎えください。

Shukuko Quilt

おまけ:大晦日も寝ているわが家の同居猫。

トラジロウ