昨年に続き、今年も日照り続きの小田原。7月からまとまった雨はほとんど降らず、草刈機を動かすと、砂ぼこりが立つくらい、畑の土はカラッカラ。先週の台風と今日、やっとまとまった雨が降ったので畑の植物もほっとしていることでしょう…
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植物の色は美しい
リネンストールを少しずつ染めています。どんな色を染めるかは、季節によって変えています。今回染めている色は、秋冬に巻きたくなるような落ち着いた色。ログウッドという木のチップを使って染めました。染める前に何色に染めるか決めま…
Read More草木染め24:藍の生葉染め《その1》
気付けば、9月も半ば。藍もちらほら花が咲き始めているのですが、元気な葉っぱもまだあります。作業に余裕ができた週末に、藍の生葉染めをやってみました。染めた布はシルク。藍の生葉染めは、シルクなどの動物性繊維を使うと、薬品を使…
Read More草木染め23:ナチュラルハーブ染め
草木染め大全(箕輪直子著)とハーブティーブレンド100(しばたみか著)の本を眺めていると、それぞれ載っている情報が違っておもしろいなと思います。草木染め大全には染色の色見本や日光堅牢度のことが細かく書かれています。ハーブ…
Read Moreコツコツと。
1月だというのにぶるぶる震える寒さをいまだ体感できない小田原。今年はひさびさの暖冬ですね。厚手のセーターだけで昼間は出歩けます。海側に行くと日差しが暑いなと感じることもあります。この冬は一度もウールのマフラーをすることな…
Read More柿渋で染めたストール
いつもブログをご覧くださりありがとうございます。家族の緊急入院などがあり、1ヶ月ほどブログの更新が滞っていましたが、やっと落ち着いてきましたので、少しずつ更新していきたいと思います。突然の予期せぬ出来事は、これからも少し…
Read More草木染め22:柿渋染め
※2019年9月28日追記あり 柿渋は、夏の盛りに青い渋柿の実を絞り、絞った果汁を長期自然発酵させたものです。柿渋染色に使う柿渋は、少なくとも1年以上発酵させたものであれば特に決められた基準などありませんが、発酵2〜3年…
Read More草木染め21:ログウッド(アルミ媒染)
ログウッドとは「中央アメリカが原産地のマメ科の木で、かつては染料や薬用として熱帯地方で広く栽培されていた。明治初め頃に渡来し、幹材およびそれを煎じたエキスが輸入される。紫色が染まる数少ない染料で、黒染めにもよく使われる。…
Read More草木染め20:ニンジンの葉っぱ
畑でどっさり収穫した無農薬のニンジン。掘った瞬間や洗っている時に、ニンジンらしい香りが漂います。今日は無農薬のニンジンの葉っぱでシルクのリストウォーマーを染めます。シルクは動物性繊維でタンパク質を含んでいますのでたんぱく…
Read More草木染め19:コチニール(アルミ媒染)
コチニールとは、「サボテンにつく介殻虫で動物性の染料。中南米で古くから染料として使われ、マヤ文明、アステカ文明の発掘品からコチニールで染めたものが見られる。日本には、桃山時代に渡来したといわれている。ミョウバン媒染で赤紫…
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