キルトの日々

草木染めの布を繋ぎ合わせて椅子用のクッションを作っています。2年前からこのクッションの試作を続けています。布選びに始まり、草木染めの作業、クッション材探し、実用的なサイズや厚みや強度など、あれこれ悩みながら作ってきました。そろそろ形になってきましたので、来年の初め頃には販売をスタートさせたいなと思っています!

デザインウォールと名付けた壁に、カットしたくないほどに美しい草木染めの布を、どんどん配置していきます。下の写真に写っている色は、全部で6種類の植物を使って染めた布です。自然に出た染めムラが、布に奥行きを与えてくれるので、ずっと眺めていても飽きません。植物で染めた布を触れられるこの作業は、とっても気分が癒やされる時間。布を通して植物のエネルギーを渡してくれているんだろうなと思うのです。

seatcushion

1枚1枚型紙なしで、即興でデザインしていきます。これは柿渋染めの布だけで作ったもの。ゴワゴワ感と色の深みがたまらなく好き。

椅子敷き

茶系や鉄媒染系を集めて作ったもの。

柿渋染め

アイロンをかけると布から香りが立ち上ってきます。これはコーヒー染めの布。いい香り。

シートクッション

デザインウォールに配置して、隙間を埋めていきます。どう埋めるかは自分次第。下の写真の色は、タマネギの皮の色です。こんなに美しい色を出してくれるタマネギに感謝したくなります。

シートクッション

モダンな雰囲気にしたいときは、空間をしっかり取って淡い色を組み合わせるのが大切なようです。

草木染め